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3D空間設計のサービス開始 アダル
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週刊経済2021年8月17日発行
非対面で設計と見積り作成に対応
業務用家具製造販売の㈱アダル(福岡市博多区金の隈3丁目、武野龍社長)は7月15日、家具納入を検討している法人向けに、3D空間設計提案のサービスを開始した。
これまでオフィスや商業施設など納入先の空間に合わせ、最適な家具の選定や空間設計を提案してきたが、コロナ禍で対面面談が減少し、営業とプランナーのフルサービスが行き届きにくくなっていることから、非対面でもオンライン上での空間設計と商談可能なプレゼンテーションシステムを整えた。サービス名は「EPOCH2(エポック2)」。事前に顧客から提供してもらった図面や配置イメージをエポックに反映し、オンライン上の図面に3Dで配置した家具レイアウトをリアルタイムで確認する仕組み。ビデオ会議システムを導入しているため、家具のサイズや距離感、動線の取り方などリアルに近い感覚で確認することが可能で、自動で見積りの算出もできる。遠方や非対面営業を希望する法人向けに対応し、同社では「今後もテクノロジーを活用したサービスの開発や業界に先駆けたDX展開を推進し、ニューノーマル時代とともに進化する快適な空間の提供を目指す」としている。