NEWS

35・1%減の118億2400万円  福岡市内4百貨店の3月売上高


都市部で大幅減少

福岡市内4百貨店の3月売上高は、前年同月比35・1%減の118億2400万円で6カ月連続のマイナスとなった。
日本百貨店協会が4月24日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では食堂・喫茶が1億2300万円(53・3%減)で前年を大幅に下回った。また、衣料品が29億7900万円(42・7%減)、食料品が25億5千万円(34・0%減)、雑貨が28億2900万円(30・9%減)、身のまわり品が23億2200万円(34・7%減)、家庭用品が3億2400万円(30・3%減)と、新型コロナウイルス感染拡大の影響によるインバウンド客の減少や卒入学式などセレモニーの中止により、全ての項目で前年を下回った。(金額は10万円以下を四捨五入)。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(13店舖)でも166億1500万円(27・7%減)で6カ月連続のマイナスとなった。商品別では衣料品が55億900万円(34・3%減)、食料品が45億4700万円(19・8%減)、雑貨が29億3800万円(25・4%減)、身のまわり品が19億6200万円(25・5%減)、家庭用品が8億5千万円(25・7%減)、食堂・喫茶が3億5400万円(40・0%減)と、全てにおいて前年を下回った。  全国でも同様に、新型コロナウイルスによるインバウンド客の減少や営業時間の短縮、国内での外出自粛により33・4%減の3403億円と6カ月連続のマイナスだった。

表はこちらから。

2020年5月12日発行