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34億円かけ曰佐5丁目に脳神経外科病院 医療法人光竹会の呉義憲理事長 来年4月
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医療法人光竹会(筑紫郡那珂川町、呉義憲理事長)は来年4月11日、福岡市南区曰佐5丁目に脳神経外科病院を開設する。投資額は約34億円。
名称は「福岡脳神経外科病院」。場所は県道49号大野城ニ丈線沿いのセブンイレブン警弥郷1丁目店向かい。来年3月に医療法人光川会を設立し、新病院開設と同時に高橋伸明福岡記念病院名誉院長が理事長に就任する。敷地面積は3026平方m、地上6階建てで、延べ床面積は7377平方m。診療科目は脳神経外科、脳卒中内科、神経内科、(急性期)リハビリテーション科。1階は約60台収容可能の駐車場や売店、従業員のための託児所。2階には外来受付や待合室、診察室など、3階は手術室3室で、そのうち2室は血管造影室と併用ができるハイブリッド手術室。またSCU(脳卒中ユニットケア)12床を置く。4階は病室42室とSCU6床を設けるので病床数は合計60床。5階はリハビリ室で、6階はスカイラウンジとなる。スタッフは常勤で専門医8人と看護師48人、そのほか臨床検査技師5人とリハビリ11人、事務11人などを配置する予定。医療法人光竹会と福岡大学筑紫病院からも救急医療に対応する。夜間も専門医2名体制で24時間・365日診療や手術が可能。呉理事長は「連携病院の全面バックアップのもと脳神経外科の専門医と最新設備を揃えた。アクセスも良く、最高の医療を提供したい」と話している。
光竹会は、ごう脳神経外科クリニックや大橋ごう脳神経外科・神経内科クリニック、平尾ごう脳神経外科クリニックを展開しており、そのほか住宅型有料老人ホームの運営など介護事業にも携わっている。