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31億円投じ京都にCK建設 梅の花
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18年7月完成、10月稼働予定
和食レストラン展開の㈱梅の花(久留米市天神町、梅野重俊会長兼社長)は京都府綴喜郡井出町に新セントラルキッチン(以下、CK)を建設する。12月15日に着工し、来年7月31日の完成、同年10月1日からの本格稼働を目指す。
老朽化の進む大阪CKの機能を移設するとともに、関西・関東エリアの新たな物流体制を構築することでコストダウンを図る。また現在、久留米CKに集中する生産拠点を分散させ、リスクヘッジする。
名称は梅の花京都セントラルキッチン(仮称)。敷地面積は1万411㎡で、延べ床面積は5703㎡、見学ルートも設ける。総工費は31億円。梅の花に加え、古市庵やすし半の加工食品など300アイテム以上を製造しグループ内店舗への供給、量販店へ卸販売する。
現在稼働する主要工場は久留米、大阪、佐野(栃木)、小型工場は八女、神崎、京都伏見。京都CKが完成すれば大阪CKは閉鎖する。同社では「物流体制が大きく変わることで、コストダウンを見込んでいる。また既存CKから量販店などへの供給も拡大できる」と話している。
同社は1990年1月設立。資本金41億2317万円。従業員656人。2017年9月期の連結売上高は313億9400万円。
2017年12月12日発行