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30億円超かけ県北に新工場建設 三友機器


20年までに完成予定

食品包装、畜産環境プラント設計施工の三友機器㈱(福岡市中央区大手門1丁目、河内旭会長)は20年までの完成を目指し、県北地域に新工場を建設する。投資額は約30億を見込む。
2年ほど前から新工場用地を探していたが、県内の北部地区、敷地面積4万5000㎡程度の土地で、現在最終調整を進めている。同社では2014年にボトルメーカー向けの特殊車両製造工場を建設したが、事業拡大を図るため、新工場を建設する。また、近年販売を伸ばしている家畜ふん尿や汚泥などの有機物を急速堆肥化するプラント「コンポ富士」の国内向け製造拠点としても位置づける。現久山工場は、売却するか貸し出す予定。河内会長は「富士コンボは今後100〜200台販売を目指しており、量産体制が急務。特殊車両事業も単体で黒字化したので、新工場でさらに飛躍させたい」と話している。
同社は1975年11月設立。資本金は5000万円。従業員は117人。売上高は120億円(17年12月期)。
河内会長は1946年1月9日生まれの72歳。熊本県山鹿市出身。趣味はゴルフ。

2018年3月27日発行