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3種類の「胡麻祥酎」を新発売 紅乙女酒造


6月15日から全国で

各種焼酎、リキュールなど製造・販売を手掛ける株式会社紅乙女酒造(久留米市田主丸町、吉村拓二社長)は5月29日、同社主力商品「胡麻祥酎紅乙女」をリニューアルし、新たに3種類の製法で仕上げた「胡麻祥酎 紅乙女」シリーズを開発、6月15日から全国発売した。

来年、「胡麻祥酎紅乙女」誕生40周年を迎えることから、年々多様化する商品ニーズの高まりを背景に、「これからの紅乙女酒造を代表する胡麻祥酎の商品開発を手掛けた」(同社営業部)もの。名称は「胡麻祥酎 紅乙女 祥(しょう)」で、3種類をそれぞれ101、102、103とナンバリングしている。主に(1)米麹の麦焼酎をベースに、ゴマを使用した3次仕込によって香ばしい香りを演出(2)低温長時間発酵を行うことでフルーティーな香り(3)度数が高い蒸留方法によって特徴的な香りのバランス(4)耳納蒸留所で長期貯蔵することで生まれるなめらかな口あたりに仕上がっているという。アルコール度数はそれぞれ25度、容量は同720ml、希望小売価格は同1750円(税別)となっている。6月15日から全国の酒販店に順次販売していく方針。

同社では「香りと口あたりに特徴がある紅乙女 祥は、世界に通用する蒸留酒となるよう独自の製法に裏付けを持つ良質なお酒に仕上がっている。ナンバリングにしたのは100年続くようにとの思いから命名した。さまざまな幸福のシーンに応じて3種類の祥酎を堪能していただきたい」と話している。

同社は1978年8月設立、資本金は7000万円、従業員数は51人(パート含む)。

2017年6月20日発行