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3月12日、鳥栖市に大型アウトレットモール開業 チェルシージャパン 敷地13万平方メートル、94店舗が入居


 アウトレットモール運営のチェルシージャパン株式会社(東京都千代田区、加藤拓男社長)は三月十二日、佐賀県鳥栖市に建設中のアウトレットモールをオープンした。
 施設名は「鳥栖プレミアム・アウトレット」。場所は同市弥生が丘。施設は敷地面積十三万四千四百平方メートル、地上一階建てで、店舗面積は一万八千四百平方メートル。物販八十八店舗、飲食六店舗の合計九十四店舗が入居。また、二千台収容の駐車場も設置する。
 主な入居テナントは「アズ ノウ アズ」や「ゲス」などアウトレッ トとして日本初進出の海外ブランドが十一店舗、「クイックシルバー」、「セイコー」など同社運営のアウトレットモールに初出店するものが十五店舗など。物販全八十八店舗のうち海外ブランドの割合が五五%と高いことが特徴。同施設では、これらアウトレット商品を市場価格の二五%から六五%割引で販売していく。同社では、現地から九十分圏内を第一次商圏としており、商圏人口は約七百二十万人。
 同社は、一九九九年七月二日設立、資本金は四億九千九百万円。米国のアウトレット専業デベロッパーであるチェルシープロパティーグループ、三菱地所株式会社、日商岩井株式会社の三社の合弁会社で、国内で静岡県御殿場市、大阪府泉佐野市、栃木県佐野市に同様のアウトレットモールを運営 している。今回の鳥栖は四店舗目。

2004.1.27 発行 週刊経済より