３月期連結売上高は３・１％増の８２億１５００万円　オーケー食品工業

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週刊経済2022年6月7日発行

行動制限緩和で２期ぶり増収に

業務用味付け油あげ製造販売のオーケー食品工業㈱（朝倉市小田、竹田哲社長）の３月期連結決算は、売上高が前期比３・１％増の８２億１５００万円、経常損失は前期の２億７８００万円から８億１２００万円に拡大した。
当期は国内、海外ともに新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きかった前期に比べ、経済活動が活性化し、行動制限の緩和もあったことで２期ぶりの増収、特に海外向けの売り上げは前期比５３％増と大幅に伸び、過去最高となった。一方で植物油や原油価格の値上がり等で営業損失は前期の４億２２００万円から８億２７００万円に、当期純損失は前期の１億１８００万円から８億２４００万円に拡大した。同社は今年７月に㈱ニップンの完全子会社となるため、今期の業績予想は公表していない。