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3月期は1%減収の91億3300万円 オーケー食品工業
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人件費増加で減益に
業務用味付け油あげ製造販売のオーケー食品工業㈱(朝倉市小田、大重年勝社長)の3月期連結決算は、売上高が前期比1%減の91億3300万円、経常利益は88・4%減の1400万円と減収減益だった。
当期、主力の「味付あげ」販売が、コンビニエンスストア向けの回復の遅れなどで2・6%減となった。また人件費増で製造コストが増加、売上原価が1%上昇して売上総利益が7・7%減少、営業損益は5071万円の赤字(前期は8964万円の黒字)に、当期純利益は98・9%減の122万円となった。
今期は、売上高は0・7%増の92億円、営業利益は6000万円、経常利益は約4・8倍の7000万円、当期純利益は5000万円を予想している。大重社長は「前期は油揚げ販売がコンビニ向けだけでなく、スーパー、弁当店向けの一般販売も不調だった。一方で海外向けは30%ほど伸びて好調を維持している。現在海外向けの比率は7%ほどだが、まずは10%、できれば15%ほどに増やしていきたい。また今期に入ってコンビニ向けも復調しつつある。一般向けも販売先を拡大し、商品のリニューアルや新商品開発も進めることで裾野を広げていきたい」と話している。
2019年6月25日発行