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3月中旬に明太子の皮を使った佃煮を販売開始 福ふく


年間の売り上げは2000万円

明太子の製造、販売を手掛ける㈱福ふく(大野城市山田4丁目、渋田博幸社長)は3月中旬、明太子の皮を使った佃煮を販売開始する。  だし仕込み壺漬け製法の自社商品「生めんたい」のバラ子を製造する際、不要になる皮を活用し、商品ラインナップを充実させ、収益源確保につなげていく。新商品は、明太子の皮をしょうゆや砂糖で甘辛く煮付けたものとなる。販売価格は110グラム600円(税抜)。当面は市内のスーパーマーケット「ボンラパス」のなどの量販店での販売を予定している。渋田社長は「月の販売目標は3000個、年間の売り上げは2000万円を目指したい」と話している。  同社は2016年5月設立。資本金300万円。従業員10人。食品総合卸の秀栄食品グループ(広島県大竹市)のグループ会社。  渋田社長は福岡市博多区出身。1962年11月5日生まれの57歳。福岡大学商学部卒。健康商品関連の会社や地場のスーパー店勤務を経て、秀栄食品入社。商品企画や営業に従事後、福ふく設立。趣味はキャンプ。

2020年3月3日発行