NEWS

3月は7・7%増の1069億円 九州のコンビニ販売額


週刊経済2023年5月23日発行号

 九州経済産業局が5月11日に発表した2023年3月の九州コンビニエンスストアの販売額(速報値)は、全店ベース(5545店舗)で前年同月比7・7%増の1069億円となり、16カ月連続の増加、店舗数は2店舗の減少だった。
県別では福岡が前年同月比8・7%増の461億円(11店舗減の2259店舗)、佐賀が7%増の69億円(6店舗増の363店舗)、長崎が6・6%増の97億円(3店舗減の523店舗)、熊本が6・6%増の148億円(1店舗減の773店舗)、大分が6・6%増の91億円(8店舗増の520店舗)、宮崎が7・1%増の83億円(増減なしの438店舗)、鹿児島が7・7%増の119億円(1店舗減の669店舗)だった。2020年7月公表時から「九州」に沖縄は含まない。

全国でも16カ月連続増

経済産業省の調べによると、全国ベースのコンビニ販売額は前年同月比6・0%増の1兆560億円で、16カ月連続のプラスだった。商品項目別では、販売額が最も大きい「ファストフード・日配食品」は、おにぎりやパン、総菜などが好調で6%増の3880億円となり16カ月連続の増加。「非食品」はタバコなどが好調で2・8%増の3356億円となり、6カ月連続の増加。「加工食品」はソフトドリンク、菓子などの動きが良く、8・4%増の2752億円となり、11カ月連続の増加。「サービス」はチケットの売り上げが良く、15・4%増の571億円となり、2カ月連続の増加となった。
詳細は表の通り。

表はこちらから。