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3月は1・1%増の993億円 九州のコンビニ販売額


週刊経済2022年5月31日発行

21店舗増

九州経済産業局が5月13日に発表した2022年3月の九州コンビニエンスストアの販売額(速報値)は、全店ベース(5547店舗)で前年同月比1・1%増の993億円となり、4カ月連続の増加、店舗数は21店舗の増加だった。
県別では福岡が前年同月比1%増の424億円(2店舗増の2270店舗)、佐賀が1・8%増の64億円(1店舗減の357店舗)、長崎が増減なしの91億円(12店舗増の526店舗)、熊本が2・2%減の139億円(2店舗減の774店舗)、大分が3・2%増の85億円(1店舗増の512店舗)、宮崎が3・5%増の77億円(4店舗増の438店舗)、鹿児島が3・1%増の110億円(5店舗増の670店舗)、20年7月分公表時から「九州」には沖縄を含まない。

全国は4カ月連続で販売額増

経済産業省の調べによると、全国ベースのコンビニ販売額は前年同月比1・7%増の9959億円で4カ月連続のプラスだった。商品項目別にみると、販売額が最も大きい「ファーストフード・日配食品」は弁当、中華まん、パンなどが好調であったことから1・4%増の3660億円となり4カ月連続の増加。「加工食品」は菓子類やアルコール飲料などが好調で0・5%増の2539億円となり3カ月ぶりの増加。「非食品」は玩具やタバコなどが好調で4・1%増の3265億円となり昨年3月から1年1カ月連続の増加。「サービス」はチケット売り上げが不調だったことにより3・6%減の494億円となり2カ月連続の減少となった。
詳細は表の通り。

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