３月の本店単独売上高１０億円を突破　ベガコーポレーション

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週刊経済2021年5月11日発行

前年同期比６０％増

インテリア家具を中心としたｅコマース事業を展開する㈱ベガコーポレーション（福岡市博多区祇園町、浮城智和社長）の３月の本店単独の売上高が前年同期比５９・９％増の１０億３５００万円となった。
コロナ禍で在宅時間が増え、ＥＣ利用率が高まるなど市場拡大が見込まれる中、同社はＳＥＯ、ｗｅｂ、ＳＮＳの広告を強化。家具の自社サイト「ＬＯＷＹＡ（ロウヤ）」において中間期（２０２０年９月）時点でアクセス数が前年同期比９９・８％増と大きく伸張。全体の売り上げに締める割合は４９・５％に上昇し、旗艦店が最大の販売チャネルとなった。下期においても順調に推移し、旗艦店とモール店を合算すると３月売上高は前年同期比２６・１％増の１９億８８００万円。２１年度毎月の売上高は、本店単独、また大手モール店合算ともに前年同期を上回っている。同社では第１四半期にレンジ形式での開示に変更し、２０２１年３月期の通期業績予想を前期比３２・６％～４７・４％増の１８０億円～２００億円、経常利益が１７億３千万円～２１億３千万円の増収増益を見込んでいる。