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3月に水素ステーションを建設へ 堀内電気


大野城市内で

太陽光発電所、電気通信設備の設計・施工業の㈱堀内電気(福岡市博多区浦田1丁目、堀内重夫社長)は、来年3月までに商用水素ステーションを建設する計画がある。
現在福岡県内に9カ所ある水素ステーション(5月31日現在)。FCV(燃料電池自動車)の普及に向け、水素ステーションにおける国の戦略的な整備が待たれる中、補助金を活用し自社でステーションの整備に乗り出す。すでに大野城市内で建設用地約330㎡を取得。太陽光発電で水素を作り出すオンサイト型の水素ステーションの設置に向け、システムの開発元である長州産業㈱(山口県)との調整を進めており、今後は補助金交付に向けた申請手続きなどを経て8月中の着工を目指す。
堀内社長は「社用車としてFCⅤを所有しているが、まだまだスタンドの数が少なく決して利便性が良いとは言えない。今回のプロジェクトを機に、今後は県内の自治体庁舎などにも設置を提案していきたい」と話している。

2018年6月12日発行