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3年後めどに福証への上場目指す はかた匠工芸


中期経営計画の一環

東証・東京プロマーケットに上場する博多帯製造販売の㈱はかた匠工芸(大野城市仲畑2丁目、藤永新一社長)は、3年後をめどに福岡証券取引所への上場を目指している。これは、12月29日付で同社社長に就任した藤永新一社長へのインタビューで明らかになったもの。

同社が2020年までに掲げる中期経営計画の一環で、福証への上場実現で、博多織の市場規模拡大を図っていく。また、同社親会社である日本和装ホールディングス㈱(東京都)が、福岡で発祥した企業であることから、子会社のはかた匠工芸を福岡で上場させ、地元福岡への地域貢献を図りたい考え。藤永社長は「福岡の伝統工芸品である博多織をこれからも存続させていきたい。そのためにはまず、地元貢献という意味でも福証上場を実現させたい」と話している。

同社は2007年3月設立。資本金1億885万円で、親会社の日本和装ホールディングスが100%出資している。14年7月に東証・東京プロマーケットに上場。17年12月期売上高見込みは10億9200万円。

2018年1月16日発行