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3公園でPark‐PFI活用、事業者公募開始 福岡市


週刊経済2023年4月4日発行

東平尾公園、清流公園、明治公園

福岡市は3月23日、Park-PFI制度を活用したリニューアルを検討する3公園について、整備や管理運営を行う事業の公募を開始した。
対象となる公園は博多の森陸上競技場などを備える東平尾公園の大谷広場(博多区東平尾公園)、中洲の屋台街に接する清流公園(同区中洲)、博多駅前の明治公園(同区博多駅前)で、いずれも博多区の公園。民間施設による収益を公園施設の整備に還元する「Park-PFI事業」の枠組みで、老朽化した公園施設の更新や新規の基盤整備を行う「その他公園施設整備事業」と、公園の維持管理や運営を行う「管理運営事業」を一括して実施する事業者を公募型プロポーザル方式により選定する。応募証明書の提出締切は5月11日。提案書の受付締切が7月10日。8月には優先交渉権者の決定・通知を行うとしている。
福岡市によるPark-PFIの活用事例として、2020年に大濠公園内にオープンした大濠テラスなどの事例がある。また市内では、国定公園の海の中道海浜公園で、同制度を活用して「光と風の広場」をリニューアルした事例もある。