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3億円投じ熊本工場の増設に着工 モロフジケミカル


来年1月の稼働目指す

包装資材メーカー、㈱モロフジ(筑紫野市、諸藤俊郎)の子会社で、同社製造工場の運営を担う㈱モロフジケミカル(熊本県玉名郡、同社長)は7月28日、熊本工場増設に着工した。11月末完成、来年1月の稼働を目指す。総投資額は約3憶円。

受注増のため製造ラインを増やし生産能力向上を図るもの。熊本県玉名郡内にある第1工場と第2工場のうち、第1工場を増設する。同工場は平屋建てで、延べ床面積は約5000㎡。その隣接部に、平屋建てで約1320㎡を増設。袋を製造する「製袋(せいたい)機」を新たに3台設置し、袋の底にマチがあり、両端を熱で閉じ合わせた包装資材「サイドシール」を増産する。生産能力は従来の2〜3割向上する見込み。また、稼働までに8人程度を新規雇用する。諸藤社長は「今後は群馬県に新工場の建設を予定している。拠点拡大でさらなる事業強化を図っていく」と話している。

モロフジケミカルは1998年5月設立。資本金3000万円。従業員数は65人。

2017年8月8日発行