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3億円をかけ新POSシステムを全店舗に導入 ドラッグイレブン 総額表示方式に対応
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九州一円でドラッグストアを展開する株式会社ドラッグイレブン(大野城市川久保一丁目、大久保恒夫社長)は〇五年、POSシステムメーカーのRetalix社(イスラエル)のPOSシステムを一年間かけて全店舗に導入する。設備投資額は三億円。
これは、商品価格表示の総額表示方式に対応するもの。従来のPOSシステムは、ソフト変更の際に同じ機種のハードを変更する必要があったが、このシステムは既存のハードを使用することができるため、従来の半額のコストで済むのが特徴。既存店舗百八十店舗での導入費用は三億円となる。また、同システムの日本での導入は初めてで、Retalix社としてもこれを機に、日本企業に積極的に導入していく。大久保社長は「ソフトの入れ替えを機会に、顧客管理システムなどのネットワーク環境の拡充も図りたい。本部から一層支持を出しやすくし、今後も美容と健康の専門店として顧客満足度を高めていきたい」と話している。
一九八九(平成元)年六月創設、資本金は十五億五千七百五十五万円。従業員は千十八人。
大久保社長は五六年三月八日生まれの四十八歳、愛知県出身、早稲田大学卒。
2004.12.14 発行 週刊経済より