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3人の技術者が経産省のものづくり日本大賞を受賞 アサヒシューズ


「九州経済産業局長賞」に

靴メーカーのアサヒシューズ㈱(久留米市、佐藤栄一郎社長)の技術者3人が、このほど経済産業省の第8回ものづくり日本大賞を受賞した。
同賞は製造生産現場の中核を担う中堅人材や伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材など「ものづくり」に携わる各世代の人材のうち、特に優秀と認められる人材を顕彰するもので、経済産業省、国土交通省、厚生労働省、文部科学賞が連携し、2005年から隔年開催、今回8回目になる。九州管内から経済産業大臣賞(3件・13人、1団体)、優秀賞(3件・18人)、九州経済産業局長賞(14件・80人)を選出した。同社が受賞したのは九州経済産業局長賞の製品・技術開発部門。受賞者は塚本裕二さん、江西浩一郎さん、岡謙祐さんの3人。九州大学と医療機関との共同で、ソール部分に、スクリュー構造で体重圧を分散し、効率的に負担を軽減し膝のトラブルを予防するSHM機能搭載「アサヒメディカルウォーク」を開発。特許登録商品で累計160万足を販売している。表彰式は2月27日、福岡市内で開催予定。

2020年2月4日発行