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3事業統合店舗が営業開始  日本公庫福岡支店    農林、中小事業が天神から移転


 日本政策金融公庫福岡支店(池隅剛志支店長)は10月14日、福岡市博多区博多駅前3丁目に建設していた新店舗に国民生活事業、中小企業事業、農林水産事業を集約し、3事業統合店舗として営業を開始した。
 08年に4つの政府系金融機関が経営統合し同社が設立して以降、国内3事業の支店統合を各地で進めてきた。場所はホテルアクティブ博多南側。従来、国民生活事業の福岡支店があった場所に、8階建てビルを新築し、同市中央区天神から農林水産事業と中小事業が移転した。1~3階が国民生活事業、4階が地区統括室、5、6階が中小企業事業、7階が農林水産事業、8階が九州地区債権業務室と会議室。全職員数はパートを含め約180人。
 池隅支店長は「各事業の専門性を生かし、かつ連携した支援に取り組むことで、シナジー効果をさらに発揮していきたい」と話している。