NEWS

3・3%増の1071億円 九州コンビニ12月販売額


週刊経済2022年3月1日発行

2カ月ぶりの増加

九州経済産業局が2月8日に発表した2021年12月の九州コンビニエンスストアの販売額(速報値)は、全店ベース(5555店舗)で前年同月比3・3%増の1071億円となり、2カ月ぶりの増加、店舗数は51店舗の減少だった。
県別では福岡が前年同月比2・1%増の452億円(40店舗減の2271店舗)、佐賀が1・8%増の68億円(4店舗減の358店舗)、長崎が11・5%増の107億円(2店舗減の528店舗)、熊本が3%増の152億円(6店舗減の779店舗)、大分が3・1%増の91億円(3店舗減の516店舗)、宮崎が3・3%増の82億円(3店舗増の435店舗)、鹿児島が2・6%増の116億円(1店舗増の668店舗)、20年7月分公表時から「九州」には沖縄を含まない。
詳細は表の通り。

全国は3カ月ぶりの販売額増

経済産業省の調べによると、全国ベースのコンビニ販売額は前年同月比3・8%増の1兆595億円で3カ月ぶりの増加だった。商品項目別に見ると、販売額が最も大きい「ファーストフード・日配食品」は弁当、おにぎり、ファーストフード、デザートなどが堅調だったことから、1・4%増の3801億円となり2カ月ぶりの増加。「非食品」は玩具、タバコが好調で6・2%増の3459億円となり10カ月連続の増加。「加工食品」は酒類、ソフトクリーム、冷凍食品が堅調で0・1%増の2586億円となり2カ月ぶりの増加。「サービス」はチケット売り上げが好調で21・3%増の747億円となり3カ月ぶりの増加となった。

表はこちらから。