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3カ年の新中期経営計画を策定 大石産業


週刊経済2022年11月29日発行

25年3月期で売上高238億円目指す

東証スタンダード、福証上場で産業用包装資材メーカーの大石産業㈱(北九州市八幡東区桃園2丁目、田中英雄社長)は11月2日、今期から3カ年の第7次中期経営計画を発表した。
同社の前期業績は売上高197億5200万円、経常利益15億2800万円、経常利益率7・7%。計画最終年度の25年3月期(連結)で売上高238億円、経常利益20億円、経常利益率8・7%の達成を目指す。成長戦略として①パルプモウルド、フィルム、重包装袋、段ボールの主要4製品における事業課題解決のスピード向上②製品事業の成長推進に向け、パルプモウルド事業、フィルム事業において、新設備導入など積極的な設備投資の実行を挙げている。同社では「このほか、脱プラ、脱炭素の潮流に沿ったSDGsに資する活動や製品開発を進める。また、社員にとって働きがいのある職場環境を整備し、社員と共に会社の発展を目指す」と話している。
同社は1925年創業、47年2月設立。資本金4億6640万円。従業員333人(22年3月末)。