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3カ年の新中期経営計画を策定 大石産業


22年3月期で売上高240億円目指す

福証上場で産業用包装資材総合メーカーの大石産業㈱(北九州市八幡東区桃園2丁目、大久保則夫社長)は、今期から2022年3月期(連結)で売上高240億円、経常利益16億円を目指す3カ年の新中期経営計画を策定した。
計画最終年度の22年3月期(連結)で売上高240億円、経常利益16億円、経常利益率6・7%、自己資本利益率(ROE)7・0%、株主資本配当率(DOE)1・5%以上、自己資本比率6・5%以上の達成を目指す。具体的な内容は、成長分野への人・モノ・カネの重点投資の継続として、①海外市場展開の加速、②パルプモウルド新用途、新分野の開発、③フィルム事業のさらなる拡大、④「食品分野」での競争力向上を掲げているほか、既存事業ではメカトロニクス、AIおよびIoTを活用して効率化を図り、専門性を高めるほか、ニーズの多様化に対応するためのTPS(トータルパッケージングソリューション)営業強化を挙げている。
大久保社長は「創業100周年を迎える2026年に向けたステップと位置付けている、将来的な東証への上場も視野に、足場固めに取り組んでいく」と話している。
同社は1925年創業、47年2月設立。資本金4億6640万円。2019年3月期売上高は187億8500万円。従業員334人(18年9月末)。

2019年6月25日発行