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3カ年の新中期経営計画を策定 プラッツ


週刊経済2023年9月20日発行号

26年6月期で売上高85億円目指す

介護用ベッド、ベッド周辺機器メーカーの㈱プラッツ(大野城市仲畑2丁目、河内谷忠弘社長)は、今期(2024年6月期)からの3カ年で売上高85億円を目指す新中期経営計画を策定した。
計画最終年度の26年6月期で売上高85億円、営業利益4億5000万円、経常利益5億円、当期純利益3億5000万円の達成を目指す。市場別の売上高目標数値は福祉用具流通市場が54億円、医療高齢者施設市場が24億5000万円、家具流通市場が5000万円、海外市場が6億円。具体的には、①メーカー機能の再強化(既存生産拠点の効率化と生産拠点の見直し、中長期的な観点からの技術向上と製品開発)、②将来の担う人材育成と活躍のサポート(人材確保とスキル向上のための環境整備、イノベーションを促進する人的資本戦略の遂行)③国内既存市場の維持拡大と新分野へのチャレンジ(ベッド関連商品及び新分野の製品展開による収益源の拡大)④海外(東アジア)市場の強化の4テーマを掲げている。
河内谷社長は「ベッド以外の新しい商品群に挑戦すると共に、コロナ禍でなかなか芽が出なかった海外事業の再スタートも重要ポイントになる」と話している。
同社は1992年7月設立。資本金5億8205万円。2023年6月期売上高は63億1200万円。従業員110人(連結)。