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3カ年の新中期経営計画を策定 プラッツ


週刊経済2021年9月7日発行

24年6月期売上高84・5億円目指す

介護用ベッド、ベッド周辺機器メーカーの㈱プラッツ(大野城市仲畑2丁目、城雅宏社長)はこのほど、今期(2022年6月期)からの3カ年で売上高84億5千万円を目指す新中期経営計画を策定した。
計画最終年度の24年6月期で売上高84億5千万円、営業利益7億円、経常利益7億5千万円、当期純利益5億円の達成を目指す。市場別の売上高目標数値は福祉用具流通市場が61億5千万円、医療介護施設市場が17億5千万円、家具流通市場が1億5千万円、海外市場が4億円。具体的には、①国内販売体制の強化(医療高齢者施設市場と福祉用具流通市場のシェア拡大)②製品ラインナップ、事業領域の拡大(マットレスなどベッドの周辺機器のラインナップ拡充)③「高品質、高機能、低価格」の徹底(製品コストダウン、販管費率の低減)④海外(東アジア)市場の強化⑤環境変化に適応した体制作り(新型コロナウイルスの感染拡大や自然災害などに対応した危機管理体制の構築)の5テーマを掲げている。
同社は1992年7月設立。資本金5億8205万円。2021年6月期売上高は70億4千万円。従業員108人(連結)。15年3月に東証マザーズと福証Qボードに上場。