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27年5月期で売上高730億円目指す ヤマシタヘルスケアHD


週刊経済2024年8月14・21日発行号

3カ年の中期経営計画を策定

医療用機器、消耗品卸業などのヤマシタヘルスケアホールディングス㈱(福岡市博多区下川端町、山下尚登社長)は7月、今期から3カ年の新中期経営計画を発表した。
計画最終年度の27年5月期(連結)で売上高730億円、経常利益10億円、営業利益9億5000万円を目指す。具体的施策として、人事戦略など人的資本経営の推進やグループ間連携による新たな価値の創出と生産性向上、ESG経営による地域社会への貢献、ガバナンス最優先の風土醸成を挙げている。また、企業価値向上に向けた取り組み方針として、M&Aやパートナーシップ強化による収益性の向上やヘルスケア分野の社会問題解決に資する投資、コーポレートガバナンス・コード推進による透明性・公平性の確保を進め、株価純資産倍率を1倍以上、自己資本当期純利益率10%以上を目標に掲げている。
同社は1926年創業、2017年12月設立。24年5月期決算は売上高が615億5500万円、経常利益が10億2000万円、営業利益が9億6700万円だった。