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26年1月期までに売上高110億円目指す新中計 コーセーアールイー
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週刊経済2023年4月4日発行
首都圏での年1棟開発水準目指す
マンション開発業の㈱コーセーアールイー(福岡市中央区赤坂1丁目、諸藤敏一社長)は、最終年度の2026年1月期までに売上高が23年1月期並みの110億円を目指す新3カ年中期経営計画を策定した。
当中計では地価、建築コストの高騰、金利上昇など事業環境の悪化を想定し、「堅確で誠実な経済活動の実践」、「持続可能な企業成長」、「柔軟な収益体質への変革」を目指す。ファミリーマンション事業では福岡都市圏からエリアを広げて事業用地の仕入れを行うほか、首都圏での年1棟の開発水準を目指す。投資用マンションの開発では、福岡都市圏の市場動向や賃貸需要を踏まえて、継続した用地確保を図っていく。賃貸管理事業では管理戸数を増やし、賃貸募集の早期完了および空室率3%台を維持。ビルメンテナンス事業は、工事請負案件増を目指す。同社では「マンション開発のみならず、総合不動産業として関連ビジネスにも果敢に挑戦する風土を築きたい」と話している。
2023年1月期連結決算は、売上高が前年同期比2・6%減の109億9572万円、経常利益が同45・1%増の18億4391万円だった。