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25年4月に外国人従業員100人体制 中園


週刊経済2022年2月1日発行

社宅で住環境整備

大手ゼネコンの一次下請けで、内装工事業を手掛ける㈱中園(北九州市小倉南区大字朽網、中園博光社長)は、2025年4月の技能実習生・特定技能実習生の外国人従業員100人体制を目指している。
内装工事のボード貼り業務や大工業務の従事者を確保する。2017年から毎年4月、中国やベトナム、ネパールから技能実習生を受け入れており、現在は技能実習生・特定技能実習生の計15人が従事している。今年4月は20人を受け入れ予定で、来年4月から25年4月毎年20人から25人を受け入れていく方針。これに伴い、外国人従業員への住環境を整えており、近年は本社付近に所有する土地1万㎡内に計80戸の賃貸マンション2棟、同社の福岡支店(福岡市東区多の津)の通勤圏内に計12戸の賃貸マンション1棟を社宅として設けている。中園社長は「25年以降は海外での事業展開も視野に入れている」と話している。
同社は1974年1月創業。93年10月設立。資本金6千万円。従業員92人。大手ゼネコンの一次下請けで事業展開。九州全域が商圏。北九州地域においては延べ400件(2011年から18年実績)近い新築マンションの内装工事を手掛けている。2021年7月期売上高は約26億円。