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25年3月期売上高、経常益を上方修正 三井松島ホールディングス


週刊経済2024年7月17日発行号

売上高は600億円を見込む

エネルギー、生活関連事業などの三井松島ホールディングス㈱(福岡市中央区大手門1丁目、吉岡泰士社長)は7月5日、2025年3月期連結業績予想で売上高を前回予想の560億円から600億円(前年同期比77・4%減)に、経常利益は48億円から59億円(同22・7%減)に上方修正した。
7月1日付で中小企業、個人事業主向けに不動産担保融資などを手掛ける㈱エム・アール・エフ(福岡市中央区渡辺通5丁目、日下部豊社長)を100%子会社化したことに加え、石炭生産活動を終了した豪州のリデル炭鉱の全権益を現地の同炭鉱プロジェクト事業会社に譲渡したことで2700万豪ドル(約27億円)を特別利益として計上することで期首予想を上回った。営業利益は49億円から60億(前年同期比23・8%減)、当期純利益は28億円から60億円(同39・7%減)に修正している。
同社は1913年1月設立。資本金は85億7179万円。従業員数1772人(連結)。2024年3月期売上高は774億7200万円(連結)。