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25年度までに売上高300億超え目指す ウチヤマホールディングス
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週刊経済2022年6月7日発行
3年間で福祉施設45カ所を新設へ
介護事業、カラオケや飲食事業に携わる東証スタンダード上場の㈱ウチヤマホールディングス(北九州市小倉北区熊本2丁目、山本武博社長)は、2025年3月期までに売上高300億円超えを目指す中期経営計画を策定した。
25年3月期売上高が22年3月期比27・2%増の317億4900万円、営業利益15億円(22年3月期は5億2900億円の赤字)の達成に向けて、主力の介護事業に集中投資を図る。具体的には3年間で高齢者介護施設15カ所、障がい者支援施設30カ所を新設するほか、インドネシアの合弁会社が運営する職業訓練校で養成している特定技能外国人材の日本企業への紹介など新規事業の開発や、産学官連携を進める計画。一方、カラオケ事業では、新規出店や既存店改修、不採算店の退店をバランスよく実施し、ウィズコロナに対応した最新機種の導入やサービスの充実化で集客を回復し、立て直しを図る。山本社長は「中核事業の介護サービスの強化、および周辺事業の新規開発を通じて、サステナブルな社会の実現に挑戦したい」と話している。