２４年５月期決算予想を上方修正　ヤマシタヘルスケアホールディングス

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週刊経済2024年4月10日発行号

主力の医療機器販売の需要増で

医療機器、消耗品販売のヤマシタヘルスケアホールディングス㈱（福岡市博多区下川端町、山下尚登社長）は３月２９日、２０２４年５期連結決算の売上高、営業利益、経常利益を上方修正した。
中核事業の医療機器販売業において、前年度末から検査用機器などの設備投資需要が前年同期よりも増加したことや検査・手術件数の回復により医療機器消耗品が増加したこと、適正な利益を確保する営業努力の徹底などの取り組みにより、売上高は前回予想の５４２億１５００万円から６２７億６４００万円に修正。また、利益面についても売上高の増加に伴い、経常利益は６億８２００万円から９億３５００万円に、営業利益は６億４１００万円から８億８３００万円に修正した。一方で、純利益については減損損失（特別損失）を計上のため、４億６４００万円から３億３１００万円に下方修正した。