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23年6月期業績予想を下方修正 FCホールディングス
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週刊経済2023年7月4日発行号
売上高は83億円見込む
東証スタンダード上場で、交通・都市の調査・計画・設計などの建設コンサルタント、㈱福山コンサルタント(福岡市博多区博多駅東3丁目、福島宏治社長)の持ち株会社㈱FCホールディングス(同)は6月1日、2023年6月期連結業績予想で、売上高を87億円から83億円(前回比3・4%減)、経常利益を12億円から10億円(16・7%減)に下方修正した。
国内事業は受注高、売上高、利益ともに前期を上回る水準で推移しているが、海外事業において、新型コロナウイルス感染症の影響に加えて、展開する地域の政情不安などにより、予定していた一部のプロジェクトで実施延期や規模縮小が発生。期首計画値を大きく下回り、この回復が来期にずれ込む見込みとなったため。営業利益は12億円から10億円(16・7%減)、当期純利益は8億円から6億円(25%減)とした。一方、期末配当については、持ち株会社体制移行から5周年、福山コンサルタント創業75周年を記念して、前回予想の22円に5円の記念配当を増額して1株当たり27円に修正している。
同社は2017年1月設立(中核会社・福山コンサルタントは1949年創業)。資本金4億円。従業員398人(22年6月末)。