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23年3月期中間連結決算を下方修正 ゼンリン


週刊経済2022年11月1日発行

カーナビ用データ販売減少が影響

住宅地図メーカーの㈱ゼンリン(北九州市戸畑区中原新町、髙山善司社長)は10月24日、2023年3月期中間連結決算の下方修正を発表した。
ⅠoT関連のソリューションサービスなどが増加した一方で、オートモーティブ関連において自動車生産調整の影響でカーナビゲーション用データ販売が減少したことにより、売上高は前回発表値の262億円から3億円減の259億円に修正。損益面についても、減収に伴う影響や売上高の構成変化、投資有価証券評価損の計上などにより、経常損失3億円から9億8千万円に拡大する見込み。
通期は売上高が2・4%増の605億円、経常利益が5・1%増の32億円を見込んでいるが、業績予想については精査中としている。