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2200人が認知症サポーター取得へ 総合メディカル 全国407店舗で実施
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医業経営コンサルティングなどを手掛ける総合メディカル株式会社(福岡市中央区天神2丁目、田代五男社長)は、今年10月末まで全国407店舗の調剤薬局スタッフ約2200人を対象に「認知症サポーター」養成講座を受講させ、取得することを明らかにした。
これは厚生労働省が推進する認知症施策推進5カ年計画(オレンジプラン)の一環として、「薬局を地域の健康情報拠点にする」ための取り組みに参画するもの。実施店舗は全国525店舗の約8割に当たる407店舗で、対象者は調剤薬局「そうごう薬局」の薬剤師、調剤事務、管理栄養士など全スタッフ。受講後、認知症サポーターの証としてオレンジリングが配付され、取得後は認知症患者に対するケアの向上や医療・介護関係者など他職種との情報共有化、それに伴う地域密着型の薬局づくりを強化する方針。
現在、認知症サポーターは全国に517万2225人(2014年6月現在)おり、厚生労働省では同プランの普及推進で17年度末までに600万人の確保を目指している。同社では11月以降も順次、その他店舗で取得を目指す計画。
同社は1978年6月設立。資本金は35億1300万円、14年3月期の連結売上高は1033億1800万円。