２２年３月期予想を下方修正　シダー

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週刊経済2022年3月1日発行

経常は１７００万円の赤字見通し

全国にデイサービスセンター、介護付有料老人ホームなどを展開する㈱シダー（北九州市小倉北区大畠１丁目、座小田孝安社長）は２０２２年３月期連結業績予想で、売上高を前回予想の１６２億２９００万円から１５７億９１００万円（前回比２・７％減）に、経常利益は３億５４００万円から経常損失１７００万円に下方修正した。
売上面は、主力の施設サービス事業およびデイサービス事業において、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、施設稼働率が当初の計画を下回って推移。利益面では、売上高の減収に加え、新規施設の開設費用と既存店での感染症対策にかかる費用などが増加したため、計画を大幅に下回る見通しとなった。営業利益は６億２３００万円から２億６４００万円（同５７・５％減）、当期純利益は１億９６００万円から当期純損失５３００万円。また、配当予想も前回の４円から無配に修正している。
同社は１９８１年４月設立。資本金４億３２２８万円。２０２１年３月期売上高は１５６億１３００万円。従業員２０６２人。