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22年2月期予想を上方修正 井筒屋
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週刊経済2022年1月25日発行
営業利益10億円、経常利益7億円見込む
百貨店運営の㈱井筒屋(北九州市小倉北区船場町、影山英雄社長)は、22年2月期連結業績予想で、営業利益を前回予想の8億円から10億円(前回比25%増)、経常利益が3億円から7億円(同2・3倍)、当期純利益が2億円から7億円(同3・5倍)にそれぞれ上方修正した。
効果的な販売促進と効率的な店舗運営に取り組んだことが奏功し、前回予想値を大幅に上回る見通しとなった。売上高(520億円)の予想変更はない。通期売上高は前期比2・9%増、営業利益は同83倍、経常利益は前期1億6500万円の赤字から黒字転換、当期純利益は前期比63倍となる見込み。同社では「新型コロナウイルス感染症拡大による再度の緊急事態宣言などの大規模な社会的制限については想定していない。当予想は変動する可能性があり、今後の業績動向を踏まえ、開示すべき重要な事項が発生した場合には、速やかに業績への影響を開示する」と話している。
同社は1935年創業、36年10月設立。資本金1億円。従業員684人(21年2月末)。