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22・5%減の131億200万円  福岡市内4百貨店の6月売上高


9カ月連続のマイナス

福岡市内4百貨店の6月売上高は、前年同月比22・5%減の131億200万円で9カ月連続のマイナスとなった。
日本百貨店協会が7月21日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では食堂・喫茶が1億1900万円(49・1%減)で前年を下回った。また、雑貨が27億900万円(26・9%減)、衣料品が36億8千万円(25・4%減)、食料品が27億4200万円(22・6%減)、身のまわり品が27億6千万円(17・5%減)、家庭用品が3億8200万円(11・3%減)と新型コロナウイルスによる外出自粛ムードと雨による影響があった(金額は10万円以下を四捨五入)。商品別では、「イエナカ需要」の高まりにより家具やインテリア、調理器具などのキッチン用品が健闘した。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(13 店舗)でも161億600万円(20%減)で9カ月連続のマイナスとなった。商品別では食堂・喫茶が3億2700万円(36・5%減)、家庭用品が8億3300万円(24・5%減)、食料品が45億200万円(20・2%減)、雑貨が25億6200万円(21・4%減)、衣料品が54億8800万円(18・2%減)、身のまわり品が20億9700万円(11・4%減)と、全てにおいて下回った。
全国でも営業再開が順次進み、前年同月比19・1%減の3829億円と9カ月連続のマイナスだった。

表はこちらから。

2020年8月4日発行