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21年3月期売上高は2・1%減の585億円見込み ゼンリン
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経常利益は54・2%減の予想
住宅地図メーカーの㈱ゼンリン(北九州市戸畑区中原新町、髙山善司社長)は、未定としていた2021年3月期連結の業績予想を売上高が前期比2・1%減の585億円、経常利益は同54・2%減の17億円と発表した。
今期は新型コロナウイルス感染症による市況の悪化、取引先の生産計画の変更などによる影響で業績予想が困難のため未定としていた。今回の発表は感染第2波による再度の緊急事態宣言の発令などの社会的制限が実施されず、経済状況が現在以上に悪化しないことを前提として、現時点で入手可能な情報や予測に基づいて算定したもの。上期においては自動車販売台数の減少に伴う国内外のカーナビゲーション用データ販売の減少や、受託開発案件等の受注機会減少などの影響が大きく、下期以降については経済活動が回復し、それらの影響が縮小していくものとして予想している。
2020年8月18日発行