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21年2月期は経常益2・8倍の20億3700万円 プレナス


週刊経済2021年5月11日発行

既存店売上増、前年度退店効果が奏功

持ち帰り弁当チェーン「ほっともっと」や定食店「やよい軒」を展開する㈱プレナス(福岡市博多区上牟田1丁目、塩井辰男社長)の2021年2月期連結決算は、売上高が前年比6・1%減の1405億900万円、経常利益は同約2・8倍の20億3700万円の減収増益だった。
営業利益は同約2・6倍の9億200万円、当期純損益は25億4500万円の損失(前年は29億3400万円の損失)だった。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、既存店売上高で「やよい軒」や、しゃぶしゃぶレストラン「MKレストラン」は2ケタ減収となったものの、「ほっともっと」は3・6%増収。このほか、商材の粗利改善や前年度の退店効果によって利益を押し上げた。