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21年平均給与は1・9%増の29万8060円 勤労統計調査年報


週刊経済2023年2月7日発行

労働時間は137・2時間

県調査統計課がまとめた毎月勤労統計調査地方調査年報によると、2021年の県内常用労働者の月平均現金給与総額は前年比1・9%増の29万8060円となった。
給与賃金のうち所定外給与や通勤手当などを含む決まって支給する給与は、同2・1%増の24万6834円。時間外手当など所定外給与(超過労働給与)を除いた所定内給与は、同2・1%増の23万1558円だった。また、1人平均月間実労働時間は、同1%増の137・2時間で、所定外労働時間は9・0時間で同0・4%増だった。1人平均月間出勤日数は18・1日で、対前年差0・1日増だった。
このほか雇用の動向では、月平均常用労働者数は、同0・1%増の182万111人。パートタイム労働者比率は31・5%で、対前年差0・3ポイント減となった。常用労働者に占める女性の割合は48・6%。
男性常用労働者のうちパートが占める割合は0・5ポイント減の17・1%で、女性は0・4ポイント減の46・7%だった。同調査は、5人以上の常用従業員を雇用する県内事業所から厚生労働大臣の指定する約1200事業所を対象に、月ごとにまとめている調査結果を基にまとめたもの。