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21億円かけ本社敷地内に新工場建設 丸東産業


週刊経済2022年1月25日発行

完成は23年3月予定

包装資材製造の丸東産業㈱(小郡市干潟、菅原正之社長)は約21億円をかけ、同所に主力の複合フィルムを製造する新工場を建設する。完成は2023年3月予定。
建物は本社敷地内の福岡第一工場の隣接地2951㎡に建設。4階建てで、延べ床面積は6110㎡。同社の複合フィルムは食用や医薬品、日用品、トイレタリーなど幅広い分野で引き合いが多く、近年は売り上げも堅調に推移。個食などライフスタイルの変化を受けて、今後は個包装化の需要が高まると見ており、新工場で10〜20%の増産を図るほか、新商品の研究開発拠点に位置づける。同社では「太陽光発電設備を新設し、脱炭素社会に向けた取り組みも進めていく」と話している。