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2025年を目標に自社施設の電力を100%再エネ化 ピエトロ


週刊経済2021年9月14日発行

天神の自社ビル屋上にソーラーパネルを設置・稼働

東証1部上場で食品製造・販売やレストラン事業を展開する㈱ピエトロ(福岡市中央区天神3丁目、高橋泰行社長)は、2025年を目標に自社所有施設で使用する全電力を再生可能エネルギー(以下再エネ)への切り替えを目指す。

これはSDGs(持続可能な開発目標)を推進する一環。その第1弾として本社が入居する自社ビル「ピエトロビル」屋上にソーラーパネルを設置し、今年7月から稼働。ビル全体で使用する年間電力量の約1カ月分(施工者による予測発電量)をまかなう予定で、この太陽光発電に加えて、電力会社から購入する再エネの利用で100%再エネ化を進める予定。福岡市内の郊外型レストランのうち、9月に城南区の長尾店、10月に早良区の次郎丸店を購入する再エネに100%切り替えるのを皮切りに、残り3店舗についても順次、電力の再生エネ化を進める。また、2025年完成予定の新工場(古賀市)での使用電力についても、太陽光発電設置による自家発電や再エネ購入などで、100%再エネ化した工場として稼働する方針。

同社のSDGsを推進する取り組みとしては、25年までに自社商品の容器・包材を100%環境配慮型製品に切り替える方針を昨年10月に打ち出している。