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2024年分おせちを販売開始 久松
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週刊経済2023年8月29日発行号
21万個目指す
おせち弁当製造、販売の㈲久松(糟屋郡粕屋町仲原、松田健吾社長)は8月1日、2024年新春分のおせち販売をインターネットと通販で開始した。
昨年末に19万個のおせちを販売した同社では、今年は前年比2万個増の21万個の販売を目指す。純和風の料理が中心で高価格帯の宝寿箱(税込3万円)、大名(同5万円)など17種類を用意。一番人気の商品「博多」(同1万5800円)のほか、今年から同価格で昔ながらのおせち料理を味わえる「博多錦」を発売。販売価格は6500円〜5万円(同)。松田社長は「来年4月には田川市の新工場が稼働し、生産体制も大幅に増強する。来年はさらに販売個数を増やしていく計画なので、今年はその道筋を立てながら安心安全な商品の製造、販売を心がけていきたい」と話している。
同社は1986年8月設立。資本金300万円。年商28億円。従業員21人。2004年から通販サイト「楽天市場」で「博多久松」ブランドのおせちセットの販売を開始している。