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2023年分おせちを販売開始 久松


週刊経済2022年8月23日発行

17万個目指す

おせち弁当製造、販売の㈲久松(糟屋郡粕屋町仲原、松田健吾社長)は8月1日、2023年新春分のおせち販売をインターネットと通販で開始した。
昨年末に17万個のおせちを販売した同社では、今年も前年並の販売を目指す。純和風の料理が中心で高価格帯の宝寿箱(税込3万円)、大名(同5万円)など16種類を用意。一番人気の商品「博多」(同1万5800円)など、販売価格は6500円〜5万円(同)。松田社長は「社内体制を整えたことで、価格帯や種類の幅を広げることができた。多くの方々にお試しいただきたい」と話している。
同社は1986年8月設立。資本金300万円。年商28億円。従業員21人。2004年から通販サイト「楽天市場」で「博多久松」ブランドのおせちセットの販売を開始している。