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2021年分おせちを販売開始  久松


16万個目指す

おせち弁当製造、販売の㈲久松(糟屋郡粕屋町仲原、松田健吾社長)は9月1日、2020年のおせちの販売をインターネットと通販で開始した。
昨年末に16万個のおせちを販売した同社では、今年も前年並の販売を目指す。昨年好評だった、牛肉を使った食材だけを詰め込んだ「肉づくし重」(税込2万円)など16種類を用意。一番人気の商品「博多」(同1万5800円)など、販売価格は6500円〜5万円(同)。松田社長は「社内体制を整えたことで、価格帯や種類の幅を広げることができた。多くの方々にお試しいただきたい」と話している。
同社のおせちは、自社工場で製造。楽天市場に書き込まれる購入者のレビュー(口コミ)の評価が高く、10年連続で楽天グルメ大賞おせち部門、3年連続でショップ・オブ・ザ・イヤーを獲得している。
同社は1986年8月設立。資本金300万円。年商17億円。従業員18人。2004年から通販サイト「楽天市場」で「博多久松」ブランドのおせちセットの販売を開始している。

2020年9月15日発行