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2021年世界水泳福岡大会の組織委員会が発足 日本水泳連盟と福岡市


大会概要を発表

公益財団法人日本水泳連盟(JASF)と福岡市(高島宗一郎市長)は9月4日、「第19回FINA世界水泳選手権2021福岡大会」と「世界マスターズ水泳選手権」の開催にあたり、実行組織となる組織委員会(会長=青木剛JASF会長、副会長=高島市長)を発足した。
また同日、大会概要とコンセプトを発表した。会期は世界水泳選手権が21年7月16日から8月1日までの17日間、世界マスターズ水泳選手権が同年8月3日から8月12日までの10日間。会場はマリンメッセ福岡(福岡市博多区沖浜町)を中心としたウォーターフロントエリア。出場者数は世界水泳選手権が約190カ国・地域から約2400人、元選手や愛好家が出場する世界マスターズ水泳選手権が約100カ国・地域から約1万人を見込んでいる。
大会コンセプトは「WATER MEETS THE FUTURE 水泳を通じて人々の未来をよりよいものとしていくきっかけとなる大会」で、19年ラグビーW杯、20年東京オリンピック・パラリンピックに続くゴールデン・スポーツイヤーズの集大成として位置づけ、大会の熱狂やおもてなし精神、大会に向けた技術革新を引き継ぎ、福岡から九州・日本全体に広げることを目指す。
日本での開催はアジア初開催となった2001年福岡大会から20年ぶり2回目。2001年福岡大会では14日間にわたり開催、134カ国・地域から1498人が出場した。入場者は15万6656人で、当時の過去最高となった。

2018年9月19日発行