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2021年世界水泳、マスターズの基本計画を発表 福岡市
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マスターズは熊本、鹿児島市と共催
福岡市(高島宗一郎市長)は5月22日、2021年に福岡市で開かれる「第19回FINA世界水泳選手権2021福岡大会」と「第19回FINA世界マスターズ水泳選手権2021福岡大会」の基本計画を発表した。
世界水泳選手権は2021年7月26日から8月1日まで開催。福岡での開催は大会史上初めてアジアで2回目の開催となる。これまで市のウォーターフロント地区(中央ふ頭、博多ふ頭)を中心に実施すると公表していた通り、競泳とアーティスティックスイミングをマリンメッセ福岡で、飛び込みを福岡国際センターで、水球を2021年4月に同エリア内で開業予定の複合施設「第2期展示場(通称)」で開く。オープンウォータースイミングとハイダイビングは、これまでの実施する計画から範囲を広げ、シーサイドももち海浜公園・地行浜海浜公園で開くと発表した。
マスターズ水泳選手権(21年8月3日から12日まで)では、一部の種目を熊本市(大西一史市長)と鹿児島市(森博幸市長)で実施することを明らかにした。具体的には、水球は熊本市総合屋内プール(熊本市中央区出水2丁目)、アーティスティックスイミングを鹿児島市鴨池公園水泳プール(鹿児島市鴨池2丁目)で実施する。そのほか、競泳はマリンメッセ福岡と総合西市民プール、飛び込みは福岡国際センター、オープンウォータースイミングはシーサイドももち海浜公園・地行浜海浜公園で開く。
大会に向けて福岡市では、各施設の部分的改修や仮設プールを建設する予定で、全体で掛かる費用は130億円から140億円を見込んでいるという。世界水泳が開かれる2021年は九州新幹線全線開通から10周年の年で、新幹線が停車する3都市での相乗効果が期待され、3都市での期間中の経済波及効果は460億円を見込んでいるという。
高島市長は会見で「より多くの人にする、見る、支えるといったスポーツの喜びを知ってもらい、生涯スポーツ社会の実現に向けたモデルケースとして大会後もレガシーを継承できるよう3都市で盛り上げたい。福岡市らしく新たなテクノロジーも活用していく」とコメントした。
2019年6月4日発行