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20年1月期までに売上高141億円へ  コーセーアールイー    新規供給、販売戸数を500戸以上に


 マンション開発業の株式会社コーセーアールイー(福岡市中央区赤坂1丁目、諸藤敏一社長)は、新3カ年中期経営計画(2018年1月期~20年1月期)を策定し、最終年度までに17年1月期売上高の約1・4倍となる141億1100万円を目指す。経常利益は1・5倍の17億1400万円。
 当中計では「堅実な成長」を目指し、確実に売れるマンションの企画、開発を継続して行い、新規物件の供給、販売戸数を各500戸以上に伸ばしていく。主業務の分譲マンション事業では、福岡市中心部や九州の中核市をメーンターゲットに販売総額の拡大、仕入れ体制の再構築を図るほか、常設モデルルームの新設を含めた営業拠点の見直し、営業人員投入の効率化や販売費の抑制を目指す。資産運用型マンション事業では、福岡市での賃貸需要の増加に伴う販売のペースアップに対応し、商品量の確保に努める。そのほか、不動産賃貸管理業での空室率3%台維持、ビルメンテナンス事業では管理システムや24時間受付システム導入によるサービスの向上などに取り組む。同社では「自社ブランドのイメージ向上を図り、福岡No.1のマンションデベロッパーを目指したい」と話している。