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20年度の内視鏡件数は16%増の5925件 医療法人松坂会


週刊経済2021年1月26日発行

開業以来5年連続2ケタ増

医療法人松坂会(福岡市東区香椎駅前1丁目、松坂紀幸理事長)が同所で運営する内科・消化器内科「松坂クリニック」(同所)の2020年度(1月から12月)の内視鏡件数は前年比16%増の5925件だった。
15年9月に医療法人社団香椎胃腸科医院を承継する形で開業して以来、年間内視鏡件数は毎年2ケタ増を継続。19年は5106件で20年は5925件となり、今年は前年比18%増の7千件を視野に入れている。
一方で、早期がん・大腸ポリープに対する内視鏡手術件数は19年で724件だったが、20年は11%増の803件だった。同院では「このほど、東区では初めてとなるオリンパス社の最新内視鏡システムと細径スコープを導入した。モニターも4K対応の34インチと大型化し、画像も鮮明になっている」と話している。
松坂理事長は福岡市中央区出身。1971年8月11日生まれの49歳。福岡大学医学部卒業後、九州大学第二内科入局。その後、唐津赤十字病院、九州大学病院、白十字病院、JCHO九州病院(旧・九州厚生年金病院)、下関市立市民病院、浜の町病院、千早病院を経て2015年4月に香椎胃腸科医院の副院長に就任。9月に同院を承継し、17年2月に名称を「医療法人松坂会 松坂クリニック」に改称。同院の院長も兼任。スタッフは19人(うち医師3人)。