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20億円をかけ、大牟田市に10階建ビジネスホテル 東京のルートインジャパン


週刊経済2022年12月6日発行

開業は2025年秋を予定

ホテル事業のルートインジャパン㈱(東京本部・東京都品川区大井1丁目、永山勝利社長)は2025年秋の開業を目指し、大牟田市岬町にビジネスホテル「ホテルルートイン大牟田(仮称)」を建設する。着工予定は2024年春頃。20億円の総工費(土地代を除く)を見込む。
市内の宿泊施設不足の解消に向け、市が宿泊施設立地促進補助金といった優遇制度を打ち出す中、ルートインジャパンの誘致が決定した。今年8月には市と進出協定を結んでいる。
場所はイオンモール大牟田西側で、1998年に閉鎖した第三セクターのテーマパーク・ネイブルランドの駐車場跡地。敷地面積は1万㎡。現段階の計画によると、建物は10建てで客室数333室、九州・沖縄の同社系列のホテル(34店)で最大級の客室数となる。シングル、ツイン、ダブルタイプの客室ほか、大浴場や朝食レストラン会場を備えるという。敷地内の別棟では和風居酒屋レストランの開業も予定。また市の雇用創出に応えるため、同ホテルでは正社員・パート計100人の雇用を計画している。